■ ID | 680 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 全国酸性雨調査(66)〜乾性沈着(沈着量の推計)〜 |
■ 著者 | 松本利恵
埼玉県環境科学国際センター 野口泉 北海道環境科学研究センター 藍川昌秀 兵庫県環境研究センター 橋本俊一 前環境省 松田和秀 明星大学 |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第50回大気環境学会年会、平成21年9月18日 |
■ 抄録・要旨 | 全国環境研協議会 酸性雨広域大気汚染調査研究部会の全国酸性雨調査において、フィルターパック法(FP法)により測定した粒子状成分及びガス状成分濃度から、インファレンシャル法により乾性沈着量の推計を行った。北部(NJ)、日本海側(JS)、東部(EJ)、中央部(CJ)、西部(WJ)、南西諸島(SW)の6つの地域区分ごとの平成19年度の平均沈着量を求めた。総沈着量は、硫酸成分がJS、WJで、硝酸成分がJS、EJ、CJ、WJで、アンモニウム成分がJS、EJ、SWで多かった。SWのNH3ガスの乾性沈着量が大きいのは、調査地点の1つが周辺の畜産業の影響を強く受けたためと考えられた。乾性沈着量が総沈着量に占める割合の平均値は、硫酸成分が19%、硝酸成分が38%、アンモニウム成分が23%であった。 |
■ キーワード | 酸性雨、乾性沈着、全環研、フィルターパック法 |
| 一覧に戻る |